R-1グランプリ2023の1回戦最終日を観に行った感想

こんにちは、おぐえもん(@oguemon_com)です。

今年からゆるく日記を書いてます。

あけましておめでとうございます(2023年)
あけましておめでとうございます(2023年)
おぐえもん.com

頭に浮かんだことをそのまんま書いていくよん.

トピック

今日は1月14日(20時10分くらい)です。

R-1グランプリ2023の1回戦最終日に行ってきました!

大学時代からの友人でかつ現在アマチュア芸人をやってるせんにん(@aoshirtgasuki)とR-1グランプリの予選を見に行きました!私はお笑いが大好きで、M-1の準決勝などを配信で見たりするんですが、こういった賞レースの予選を生で見るのは初めてです!

今日は1回戦最終日。1回戦は出場者の多くがアマチュア芸人ですが、今日はなんと、真空ジェシカのガクさんエルフの荒川さんなどの有名な芸人さんも参戦しているようです!これは楽しみ!

会場は東京の渋谷にあるシダックスカルチャーホール(127席)でした!

R-1グランプリ2023 1回戦東京会場の入口

会場の入り口には、一時期物議を醸したR-1のポスターと、その場で手書きした案内が掲示されていました。8階に上がると受付があり、入場料500円を払うと中に入れます。入場料安すぎ!

会場はこんな感じ↓

R-1グランプリ2023 1回戦東京会場のステージ

演者と観客の距離が近くて、フリップが見えずらいなんてこともなさそう!そして、私の席は前から2列目の左側。ステージまでが本当に近いし、視点がめっちゃ横からって感じ(笑)

R-1の1回戦は、応募者全員が出場できる(誰もふるいに掛かっていない)性質上、魑魅魍魎が跋扈するカオスと言われており、バカリズムさんも「R-1の一回戦とか、地獄だよ。」と評しています。そんな中、開始時点で会場には20〜30人くらいの観客がいて、想像以上の賑わいに驚きました。有名人目当ての人から、(私みたいに)怖いもの見たさの人まで様々なんでしょうね。

11時になると、賞レース司会の定番であるはりけ〜んずさんが登場。なんと、本日はおよそ250名の芸人さんが出場し、しかも10時間40分にわたりライブが続くとのこと!!確かに、出番のグループはAからZを通り越してAA、AB…と続いてADグループまでありました。エクセルの横列でしか見たことないアルファベットの使い方しとる!

当然、10時間40分をフルで見る観客なんて基本いなくて、みんな好きなタイミングで入場して好きなタイミングで帰ります。

そんなこんなで、早速1人目の芸人が登場。2分ネタを披露したら退場して、次の芸人が登場というのを気が遠くなるほど繰り返していきました。さすがに11時間弱も見続ける訳にはいかないので、1/3くらい(Iグループ)が終わったところでせんにんと一緒に帰りました。見た芸人さんの数は70弱滞在時間は3時間ちょっとでした。

R-1グランプリの1回戦を見て思ったこと

出場者のネタについては(モラル的に)細かく言及できないので、感じたことをいくつか書きます!

そこまで地獄でない

R-1の1回戦は、賞レースの予選の中で最も地獄と聞いていましたが、地獄みたいな空気になるネタはほとんどなく、多くが面白いネタでした!!少なくとも誰もふるいに掛かっていないとは思えないくらい全体的に面白いものでした。

意外だったのは、多くの人が万人ウケを狙えるありふれたテーマをモチーフにしていて、「これが俺が"面白い"と思うことなんだ!」みたいな変な尖がりのある前衛的なネタがほとんど無かったことでした。アマチュア芸人さんが多いゆえ、我流の斬新すぎるネタも多くありましたが、それはそれで面白くて、ある意味で賞レース予選の醍醐味のように感じました。

ただし、私は全部見たわけじゃないので、もしかしたらその後地獄が訪れていたかもしれません。

ちなみに、せんにん曰く大阪会場はしっかり地獄だったそうです(笑)

観客が暖かくて見やすい

(わざわざ1回戦の予選に足を運ぶような人しかいないからか)観客の笑いが生まれやすい環境が出来上がっていたので、多少ヤバい状況でも共感性羞恥が起きにくくて安心できました。

途中芸人さんがネタを飛ばしてしまっても、後ろから「頑張れ」と声が聞こえてくる温かい雰囲気がそこにはありました。みんな優しすぎる(涙)

司会のはりけ〜んずさん曰く、ライブが進むにつれて最初からいた観客が少なくなり、一方で既にネタを終えた出場者の観覧が増えるので、彼らにとって全ての演者がライバルということもあって誰も笑わなくなるそうです。ですので、この暖かさも夕方以降は冷え切ってる可能性がありますね。

気になった芸人さんを後で調べられない

70弱ものネタを見たので、いくつか強烈に印象に残ったものがあったのですが、後から調べるのが困難なのがちょっと残念でした…

後から調べるのが難しいのにはいくつかの理由があります。

  • そもそもTwitterなどをやっていない芸人さんが多くて、調べても出てこない
    • M-1と違ってR-1にはHP上に出場者プロフィールが存在しないのも一因
    • アマチュアの人は分かるのですが、(知名度を上げる必要がある)プロの人でネットの露出がほとんどない人ってどういうこと??
  • R-1のHPにある出場者順と実際の出場順が異なる
    • おそらくですが、使う道具やネタの性質を考慮して同一グループ内で微妙な順序の変更があるっぽい
    • 「Aグループの◯番目の人が面白かった!」と覚えていても、それが手掛かりにならない
  • 調べる手掛かりがほとんどない
    • R-1ではエントリーナンバーと出場者の対応が公開されておらず、胸元に貼られたエントリーナンバーのシールが意味をなしていない
    • ネタのはじめに芸名を名乗る芸人さんは一部で、コントインするネタを披露する人を中心に結局誰なのかわからない

出場順と、エントリーナンバー/芸名の対応は各休憩時間明けに司会者が読み上げます。ですので、これを欠かさず記録してネタ中に適宜メモ書きするのが、ほぼ唯一の方法っぽいです。

私の横にいた人は、出場者一覧をまとめた表の印刷をバインダーに挟んで、その都度ペンでメモ書きしていました。

ウエストランドに嫌われるお笑い分析勢そのもののような見た目ですが、R-1の予選だと手掛かりの少なさゆえそういった見方もアリなのかなと思いました。

おわり

前述した通り、あまたの芸人さんの中に、真空ジェシカのガクさんエルフの荒川さんなどのガチプロの方も混じっていました。

ガチプロの方は、ネタの構成や声の出し方、言葉選び、舞台の使い方、自信など、たくさんの観点で卓越していて、さすが幾多のライブをこなしてきた百戦錬磨の戦士…と感嘆しました。

一方で、そんなガチプロの方に匹敵する振る舞いを見せる出場者もチラホラいて、お笑いの世界の広さと深さを実感したのでした。

▲ トップへ戻る