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おぐえもん
大学に通う理系学生です♪Webサイトやチラシ、冊子などのデザインや、システム開発などの経験があります。音楽が好きで、渋谷系サウンドが好物です!
たぶん今すぐ使えるテクニックから、きっと全く使えない豆知識まで。

世界初のドメインは?面白いドメイン名の話

サイトのURLやメアドに用いられる「○○.com」「△△.jp」って文字列にはドメインという名前がつけられています。そんなドメインの興味深い話を集めました。

おぐえもん

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大学で専攻している情報科学系のネタをまとめました。そんなに専門性高くないです(多分)

皆さん「ドメイン名」はご存知ですか?
名前だけだとピンと来ないかもですが、「〇〇.com」のことって言われると簡単にイメージできると思います。
このサイトのURLの一部にも含まれる「oguemon.com」なんて文字列には「ドメイン名(domain name)」なんて名前が付けられているのです。この時点で「へ〜」と感心するのはまだ早い!(大学に入るまで私も知りませんでした)
今日は、そんな「ドメイン」にまつわる色々について書きたいと思います。

目次(クリックで該当箇所へ移動)

ドメインって何?

ドメインとは、コンピューター(サーバー)の住所を人にも分かりやすい文字列で表したものを言います。URLの「http://〇〇.com/」やメアドの「××@〇〇.com」でいう「〇〇.com」がドメインです。
これは、本来コンピューター(サーバー)の住所はIPアドレスという数字で表されるのですが、人間には覚えるのが大変なので、意味を持つ文字列で対応づけられるようにしようと編み出された技です。

例えば、皆さんご存知のYahoo! JAPANのURLは「http://www.yahoo.co.jp/」ですが、Yahoo! JAPANのページを提供するコンピューターの本来の住所は「182.22.96.251」です。
実際、ブラウザで「http://182.22.96.251/」へアクセスすると、Yahoo! JAPANのページが表示されます。

182.22.96.251とwww.yahoo.co.jpは全く同じですが、後者の方が分かりやすいですよね。
ドメインが発明されたおかげで、私たちはWebサイトやメールのアドレスを簡単に覚えられるようになったのです!電話番号みたいに数字の羅列を覚える必要はありません!

ドメインって誰でも持てるの?

ドメインは基本的に誰でも使うことができます!しかし、ドメインは文字列にかかる制約から資源が有限ですので、「もらう」というよりも「無制限に借りる」という感じです。放置してたら所有権が失効するぞ〜

ドメインを使用するには、ドメインを管理している組織 (例えば.jpで終わるドメインならJPNIC)に利用登録を行うのですが、ほとんどの場合、ドメインの売買を行う中間業者を挟むことになります。業者は最大手の「お名前.com」なんかが有名ですが、「さくらインターネット」のようなレンタルサーバー業者(ネットからアクセスできるコンピューターを貸している業者)が売ってる場合もあります。

料金は、ドメインの右端にあたるトップレベルドメイン(.com/.org/.jpなど)などによって大きく変わりますが、例えばベタな「.com」とかだと年額1,000〜2,000円程度で使用できるので、決して高くありません。(「.jp」はちょっと高く、3,000円前後/年って感じです)

先ほど「誰でも使える」と言いましたが、ドメインはカブリが許されないため、既に誰かが使っているドメインは手に入りません!今の世に珍しい早い者勝ちの世界です。
また、「.co.jp」や「.kyoto.jp」のようなタイプは「属性型/地域型JPドメイン名」と呼ばれ、用途や使える人/団体が大きく制限されます。

ドメインには価値がある!

先述した通り、ドメインの登録は一般的に早い者勝ちです。そのため、ありきたりな単語や短い単語を用いたドメインはとっくの昔に取得されており、現在では希少価値がすごいものになっています。
例えば、「.com」の1文字ドメインは、「q.com」「x.com」「z.com」の3つしかありません。現在「.com」には3文字以上の文字列を用いる決まりがあるため、これらは最小文字数の制限が定められる前に登録されたドメインの生き残りという訳です。
特に、この中の「z.com」をGMO社が8億円で取得したことが以前話題になりました。多分どこかから買い取ったのでしょう(これより前は、日産が「日産 Z」のPRのために使用していたことで有名でした)。

現在ではGMO社の海外戦略ブランドサイトとして利用されています。

このような例から、ドメインは時に億単位で取引されることもあるのです。

世界で一番最初のドメインは?

ドメインの仕組み自体は1984年に決まりました。Webサイトの登場は1990年末のことですから、それよりもっと昔からドメインがあったのですね。
世界で最初に登録されたドメインは1985年3月15日登録の「symbolics.com」です。Symbolicsは、どうやら当時のアメリカにあったコンピューター製造会社だそうです。今でもsymbolics.comは現役のようで、Webサイトでは、世界で初めて登録されたドメインである事実を前面に押し出しています。

ますます増える「トップレベルドメイン」

今までも何回か登場してきた「トップレベルドメイン(TLD)」。これはドメインの右端にある文字列であり、「.com」「.jp」などがこれにあたります。ドメインはドットの右に行くほど括りが大きくなるため、これらは最も基本的なドメインになります。

ドメインの仕組みが制定された当初(1985年)に存在していたトップレベルドメインは 「.com」「.org」「.net」「.int」「.edu」「.mil」「.arpa」の7つでした。
その後、「.jp」などの国別コードトップレベルドメインなどが追加されてからは、トップレベルドメインはチマチマ増える(.infoや.coopはこの時に生まれたもの)程度だったのですが、2012年以降に追加条件が変更され、条件を満たした上で申請すれば通るという状況下で莫大な数のトップレベルドメイン(新gTLD)が導入されることになりました。

例えば、「.fish」や「.watch」のような一般名称から「.tokyo」や「.osaka」といった地名、さらにはカタカナの「.コム」まで最早なんでもありです。1,400ほどの登録が見込まれるとのことで、近年の”ドメイン爆発”っぷりが見て取れることと思います。これから、面白いURLやメアドがどんどん増えていきそうです。
追加される予定のトップレベルドメインは以下のサイトからご覧あれ。

終わり

以上、ドメインに関するいろいろでした。この他にもドメインに関してはたくさんのネタがあるので、気が向いたら第二弾を書くかもしれません。
これをきっかけに「ドメイン」の見る目が変わったこと間違いなし!!