【新生活】長い視点で自分に役立つ「3つの投資」(#15)

こんにちは、おぐえもん(@oguemon_com)です。週刊おぐえもんも気づけば 15 回目になってました(10 回目はスルーだったのにこのタイミングで節目に触れる奴)。

新年度になってちょっと経ちました。新生活を始めて目の前の色々に必死になってた人も、そろそろ要領を掴んできた頃と思います。

そうして遠くを見る余裕が出てきたこの時期だからこそ、今回は未来を見据えた「投資」のススメについて書きます。

もちろん、儲かる金融商品の話ではありません!

私が普段から実践してる、長期的な視点で自分をよりよくするために、今からコツコツ始めると良い取り組み3 つの観点から紹介します。

未来のためにコツコツと実践してる3つの「投資」

投資というと「一攫千金を狙った株の購入」のような、「他人に資本を投じる」お金儲け的なものをイメージしますよね?

しかし、この記事では、投資の先を自分に向けます。なぜなら、それが一番効率が良いからです。同じお金・労力を会社に投じるのと、自分という 1 人の人間に投じるのなら、後者の方が圧倒的に大きなリターンを得られますよね。

こうした考え方のもと、私は、次の 3 つの観点から投資をしています。

  • お金の投資(狭い意味での投資)
  • 能力の投資
  • カラダの投資

なんか、そこらへんの自己啓発本なんかに腐るほど書かれてそうです(今更)。ここでは、私自身の実際の取り組みを自分なりの考えをもって紹介します。

3つの投資その1・お金の投資

ザ・投資。株などで儲けるっていうアレです。

投資は儲からないけど、やらないのはもったいない

まず、投資の天才か大金持ちじゃない限り投資で大儲けできません。それだけ稼ぐには圧倒的な知識をつけた状態で常にモニタに張り付く必要があるので、仕事した方がラクです。したがって、コレに自分のお金と労力を丸ごと投じるのは正解じゃないです。

一方で、手を出さないのはもったいないと思っています。まず、現金の価値とそれ以外のものの価値は常に相対的に変動しています。物価の上昇は逆に言うとお金の価値の低下を意味します。

なので、将来のことを考えると、有り金を全て現金として貯金するよりも、いくらかを金融商品などの別の形で保有しておいた方が、"実質的な"所持金がへるリスクを小さくできます。

なので、私は貯金の 3〜4 割くらいを投資に回しています。

月1にチェックする放置ゲーでもいける

投資といっても、私は特定の株でなくインデックスファンドに投じています。インデックスファンドは、日経平均などの株式指数に連動して値動きするもの(金融商品)です。経済全体の動きに合わせて値動きして、個々の会社のことを深く考える必要がないので選んでます。月 1 くらいで様子を見て買い足しの吟味をする程度の放置運用ですが、それでも開始から 1 年くらいの時点で月収くらいの総利益が出てます。

お得な制度がある

最近よく聞く「NISA」という制度がオトクです。ザックリに言うと、本来なら投資で出た儲けには約 20%の税金がかかるのに、NISA のもとで作ったアカウント上で一定金額内の投資をやったら、儲けにかかる税金がタダになるという美味しい制度です。

NISA とは? : 金融庁

最初の口座開設こそ面倒ですが、頻繁な売買をしないなら、定期預金感覚で金融商品を変えてラクです。当然、金融商品の多くが元本割れする(=損をする)リスクを秘めていることを留意してください!

3つの投資その2・能力の投資

お金の投資よりコスパが良い

お金の投資は、儲けるにはコスパが悪いです。株だと年間 5%前後の儲けが期待されやすいですが、それでも 10 万円の投資に対して 5000 円にしかなりません。これだと 1 日バイトした方がお得です。

一方で、自分の能力への投資は、儲けの割合が格段に上がります。10 万円でパソコンやら教科書を買ってプログラミングを勉強しまくった結果、年収が 400 万円 →500 万円になったとします。その場合、単純計算で儲け率は 25%です。お金の投資より明らかにコスパが良いです。

経験と知識に対してお金を惜しまない

私の場合、交通費や書籍のお金は多少高くても気にしないことにしています。

交通費は、外で何かしら経験するときの前提となるお金なのは言うまでもありませんが、高速&快適な移動の対価であることもあります。高速&快適な移動は、他の経験をする余地を生み出すものなので、そう言った意味で経験への投資として交通費を払っています。

書籍のお金は言うまでもなく、知識を得るためです。大学生の頃までは「いかに本を買わず自力で知識を得るか」を頑張っていましたが、結局分かったのは、普通に本を買った方が手っ取り早いということでした。自力で情報を集めるのにかかる時間と、本(良い本)にかかるお金なら、本の方がずっと安いことが分かってから、(ジャンルによりますが)勉強をする際は教科書を買うようにしました。

能力の投資はもはやお金すら要らない

「能力」のジャンルによっては、お金すら掛からなくなりました。

その最たる例がプログラムです。プログラムは、インターネット上に無料で使える教材やノウハウ記事が大量に転がっています。しかも、ほとんどのプログラム言語は、PC さえあれば無料で開発ソフトが手に入ります。最近の家庭には少なくとも PC が 1 台あると思うので、そういう人はお金をかけることなく、仕事できるレベルまで能力を鍛えられます。

本当に便利で豊かな時代になりました。

3つの投資その3・カラダの投資

若いときほど、身体のことを考えず生活しちゃいますが、身体はめちゃくちゃ大事です。

身体の不調がお金と時間の問題に直結する

身体を壊すとお金がかかります。

まず、診察代や薬代が必要になるからです。私がこれを最も痛感したのが歯医者でした。数年ぶりに歯医者へ行ったら、検診で数本の虫歯が見つかったのですが、そこからコンスタントに 2000 円前後を取られる診察が数ヶ月続きました。万単位の出費に泣きました。

また、身体を壊すと時間がなくなります。

例えば、風邪を引くと何日間か動けなくなります。ちょっと体調が悪いなんて日も、1 日を無駄にした気持ちになります。短い人生において、やりたかったことができなくなるのはものすごく損です。バイトをしている人なら風邪で寝込もうものなら万レベルの機会損失が生じて実害を被ることになります。

こうした理由から、なるべく快調な時間を長くするコンディション作りが重要になります。次の 2 つは、私が過去の経験から得た重要な健康ポイントです。

睡眠時間を意識する

ちゃんと寝たかによって、翌日の集中度と快適度が全然違いますし、眠れなかった日はお腹の調子なども悪くなります。

睡眠時間は、7 時間程度取ると最も死亡リスクを低くなるというデータがあります(ソース)。私の場合、コンスタントに 7 時間とるのは難しいので、6〜7 時間の睡眠を毎日心がけて就寝時間を決めています。実際、6 時間以上寝た日は快適な一日を過ごせる一方で、それを下回ると途端に一日中眠くなります。高校時代はそのことに気付かず 5 時間半の睡眠で過ごしてたので年中眠かったです(笑)

睡眠時間の管理にはアプリを使うのがオススメです!

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム Lite

毎日枕元にスマホを置いて、アラーム代わりに使っています。

栄養バランスを気をつける

栄養はええよう(爆笑ギャグ)

自分は風邪を引くことが滅多に無いのですが、唯一、大学時代は必ず年に 2 回くらい風邪を引いていました。大学時代とそれ以外の自分の違いは確実に食生活にあります。大学時代は昼飯を抜いたり、同じモノばかり食べるのが当たり前だったからです。

栄養の偏りは免疫力低下に繋がることを実感したので、1 日を通じた栄養バランスを意識するようになりました。

といっても、ビタミン A が ○mg で…のような細かいことは気にせず、三大栄養素が満遍なく取れているかをザックリ意識しています。

三大栄養素の基礎知識|すこやかネット| NIPRO

これだけでも風邪を引かないくらいには健康的に生活できるようになったので、人間のカラダってすごいなと思います。

思考停止にできれば強くなる

これらの心がけは、最初こそ大変で面倒ですが、慣れてくると意外と思考停止でできます。

新生活が始まって今までにないルーティンに慌てていた人も、今は意外と慣れてきたと思います。

そのノリで、これらのような新しい習慣も初めていくと、いつかどこかで役に立つかもしれません!

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