横浜の近代建築を見てきました
お久しぶりです、おぐえもんです。
最近アプリ系のネタが多すぎたので、シンプルな日記を書いてみます。
今日は人生で初めて「横浜」へ行ってきました。
横浜市といえば、160 年くらい前までは 100 世帯くらいしか住民がいなかった半農半漁の小さな村だったクセに、横浜港の開港(1859 年)に伴って文字通り"""圧倒的成長"""を遂げ、今や市区町村最大の人口を擁するようになった巨大都市です。
この手の都市を楽しむコンテンツの 1 つが明治〜昭和初期に建てられた近代建築。特に、横浜は港湾都市としての体裁を整えるべく、国家が全力を挙げた都市の 1 つですので、巨額を投じた高品質な建築がたくさん残っているはず!
てことで、ぶらぶら横浜の街を歩いて見つけた、魅力溢れる歴史的建造物たちをご紹介。
横浜赤レンガ倉庫
その名の通り、赤レンガで作られた赤い倉庫です。写真の通り、2 棟の倉庫で構成されており、大きい方(2 号館)は 1913 年、小さい方(1 号館)は 1915 年に完成しました。実際に 1989 年まで貨物の保管庫として使われていたようで、2002 年から観光施設としての運用がはじまりました。
ちなみに、内部は土産物などが入居していて、倉庫感が 0 でした(笑)
横浜税関
1934 年に完成した、横浜税関の庁舎です。クイーンの塔という異名を持つこの建物は高さ 51m を誇り、当時の横浜でもっとも高い建造物でした。
ちなみに後ろ姿はこんな感じ。
クオリティーこそ素晴らしいものの、日本の玄関口と言っても過言でない横浜の税関として、なんかサイズ感が欠けるように思うのは気のせいでしょうか…
【参考】神戸税関
神奈川県庁本庁舎
神奈川県の本庁舎で、1928 年完成。こちらも横浜税関と同じく塔が設けられていて、「キングの塔」という名で親しまれています。
建物の中心部にしっかり神奈川県の県章が配されているのを見つけちゃいました!
神奈川県章は 1948 年に制定されたものなので、多分後からつけたのでしょうね…
ちなみに後ろ姿はこんな感じ。
庁舎なだけあって建物にボリュームが見られますが、それでも足りないみたいで、1966 年にはより大きな「新庁舎」が本庁舎の後ろに建てられました。(写真の渡り廊下の先にあります)
日本郵船歴史博物館(横浜郵船ビル)
日本郵船横浜支店の社屋として 1936 年に建てられた建築物です。現在では博物館として活用されていて、日本郵船の歴史を取り扱っているみたいです(時間がなくて行けなかった…)。
真正面に信号があるのが何ともアレだけど、これは仕方ないね。
横浜第二合同庁舎
1926 年完成。もともとは、「横浜生糸検査所」として使用されていた建物です。1995 年に改築が行われ、高層ビルが上部にくっつけられました。大阪のダイビル本館や、神戸地裁にも見られる、近年よくあるカオス改築です。これはこれで面白いですけどね!
神奈川県立博物館
もともとは、「横浜正金銀行本店」として使用されていた建物です。1904 年完成。今回紹介した建物の中では最も古いですね。
110 年以上前に建てられたとは思えない力強い見た目。これでも、関東大震災の時はドームが焼失したそうです。
また、博物館自体は、施設の改修のために 2016(平成 28)年 5 月 30 日(月)から休館しているそうで、再開は 2018(平成 30)年 4 月下旬ごろになる見込みだそうです。中が見れなくてちょっぴり残念でした。
おわり
他にも色々見て回りましたが、ページ量の都合上、主要なもののみを取り上げました。
実は、上で挙げた「キングの塔(神奈川県庁本庁舎)」「クイーンの塔(横浜税関)」の他にも「ジャックの塔」と呼ばれる「横浜市開港記念会館」という建造物がある(これらを合わせて「横浜三塔」と総称します)のですが、横浜へ行った時はそんなことを微塵も知らなかったので、見事に見逃してしまいました/(^ o ^)\
次に行った時は見てみたいと思います(次はいつ行くことになるんだろう…)。