【速度6倍】マンションのネット設備が更新されたと思ったら

こんにちは、おぐえもん(@oguemon_com)です。

今年からゆるく日記を書いてます。

あけましておめでとうございます(2023年)
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おぐえもん.com

頭に浮かんだことをそのまんま書いていくよん.

トピック

今日は1月13日(21時10分くらい)です。

最近、昼間がめっちゃ眠いです😪正月ボケが持続しているのか睡眠が不足しているのか…

マンションのネット回線設備が更新された

めっちゃ眠いのを堪えながら在宅勤務をこなして、よし終業するぞ!と思った瞬間、インターホンが鳴りました。

マンションの回線設備の更新が終わったので、入居者様にお知らせがあります」とのこと。

このことを事前に知らなかったので、不審者じゃないかと警戒しながらもオートロックを通し、玄関先で担当者を待ちました。現れたのは同年代くらいの男性。コロチキの西野のような好青年でした。

彼曰く「マンション共用の回線設備を更新して、速度が出るようになりました」とのこと。確かに私のマンションは回線の種類が最新でなかったので、ついに交換してくれたのかと感心しました。なんと、下り速度が従来の6倍、上り速度が1.5倍以上。めっちゃ早くなってるやん!さらに月額料金も1,000円近く安くなるとのこと。回線設備の更新でこんな恩恵が受けられるとは!

そして、入居者には通信機器(ルーター)の置き換えを順次進めているとのことでした。

機器の置き換えにあたっては、申込書への記入が必要で、これは他の入居者にも変更をお願いしているそう。そして、申込後の回線事業者は私が現時点で加入しているものと提携しているので、金銭的な損失が少なく、工事料無料なだけでなくキャッシュバック金額も大差ないようでした。

担当者が新しい回線について延々と説明する中、私は話を聞きながらふと違和感を覚えました。

  • 共用の回線設備の更新が本日ってことに(割とマンションの掲示を見てる)私がなぜ気付かなかったのか
  • 回線の共同設備を更新するのは回線業者のはずなのに、なぜこの人の名札にはプロバイダ(回線を通じてネット接続の機能を提供する会社)のロゴが描かれているのか
  • このマンションには何十もの世帯が暮らしているのに、なぜ入居者1人にこんなに時間を使っているのか
  • 話を聞くに、申込書に記入したらプロバイダがガラッと変わるくない?
  • 割と重要そうな変更だけど、本当に他の入居者はサクッと申込書に記入しているのか??
  • てかこれ、光回線の営業じゃね????

真偽は分からないものの、とにかくこの場で申込をすると早さや値段は有利になるかもしれないけど、ネット回線を乗り換える結果になることは明らかなので、「念のためにゆっくり確認したいので、持ち帰らせていただいていいですか?」と打診。後日必要なら郵送するなり事務所へ直接持って行きますと添えて。

すると、「控えの紙をお渡しする必要などがあるので、なるべく対面で(この場で)申込いただきたい」(謎)とのこと。「このページが内容の全てなんです」と端から端までめっちゃ丁寧に解説してくれました。

もうこの時には、その場で申し込むのはヤバいと確信して、話半分に聞いた後「どうしてもゆっくり確認したいから資料と申込書だけ欲しい」「申し込むときはあなたが担当だったと添える」と再度依頼。なんとか向こうも了承して、名刺などを添えて資料をもらいました。

向こうの「ありがとうございました!」という挨拶を聞きながら扉を閉めて、時計を見たら30分近く経っていました。

一連の流れを経る中で意外だったこと

その後、事の真相を確かめるべく即座にネットで調べてみたら、案の上、光回線の訪問営業のようでした。

光回線の訪問営業が存在することは小耳に挟んでいましたが、回線設備の更新を盾にして、光回線の営業であることを最後まで隠しながら接触を図ることには中々気付きませんでした。

  • 光回線事業所(フレッツ光/docomo光/au光とか)そのものが訪問することはない
  • マンションの設備が絡む訪問は必ず事前アポがある
    • 設備確認も、設備更新完了のお知らせも

あたりを押さえておくと、門前払いを躊躇なくできるようになるので、時間を浪費しなくて済みますね。

(ほぼ確実に)光回線の訪問営業だったわけですが、私が意外に感じたことが2つありました。

譲歩をしてくる

訪問営業といったら、情報格差を利用することで不要なオプションをマシマシにして無用なお金を払わせようとするイメージでしたが、今回の担当者は「お客様はおそらくこういったオプションはおそらく不要だと考えられますので、回線にかかる料金しか必要ございません」と、営業らしからぬ譲歩っぷりを見せてきました。

担当者自身よりも相手のことを優先する姿勢を見せて入居者の信頼を獲得しよう、オプションという小さなお金を捨てて本題のお金を勝ち取ろうとする作戦だとすると、訪問営業のテクニックは私が想像する以上に巧妙化しているんだなと感心しました。

めっちゃ温厚で優しい

担当者と数十分にわたって接する中で、担当者に対するマイナスなイメージは一切湧きませんでした。それくらい担当者は懇切丁寧で温和で優しい姿勢を終始貫いていました。最後、扉を閉めたあとも見えない私に対して「ありがとうございました!!」と挨拶していました。

訪問営業の仕事は、大多数の人から冷たい対応をされ、時には罵声怒号を浴びせられることもあると思いますし、仕事をするほどに心が廃れそうなものだと思ってます。それなのに人間の負の一面を一切見せずに入居者に向き合う姿は私にとって意外過ぎましたし、ある意味で私も見習いたいプロ根性でした。

逆に、話の本質でなく話す相手の印象で物事を判断するような姿勢で生きていたら、こういった場面で自分が営業に乗っかったと気付くことすらないままやられてる可能性もありうるんだと考えたら、これまた恐ろしいものだなとも思ったのでした。

おわり

またこんなことに遭遇するのは面倒なので、もう事前アポのあるときを除いてインターホンを取りません!!!

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