5年振りの買い替えで実感。Macbook Pro 2021年モデルの感動ポイント(vs.2016)(#45)

こんにちは、おぐえもん(@oguemon_com)です。

Macbook Pro の 2021 年モデルが 10 月 26 日に発売されました!!2016 年から同じ Macbook Pro を使っていた私は、製品の発表と同時に購入しました。

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今回、見た目の大幅な変更や圧倒的性能を誇る M1Pro/Max チップの搭載など、前作から大胆な変更が数多くなされています。

そこで、5 年越しにパソコンを買い替えた私の視点から、新機能の是非を書きたいと思います。

「Macbook Pro を買い替えたいけど、正直どうなの?」って思ってる方、必見です!!

進化の大きさに驚いたポイント

↑ 左が 2021 年の 14 インチモデル。右が 2016 年の 13 インチモデル(Touch Bar 付)。最新版の方がひとまわり大きく厚みもありですが、それでも十分持ち運びやすいです。

冒頭の通り、5 年の間にめちゃくちゃ変わりました。2016 年モデルを使用していた身として、感動したポイントをいくつか紹介します。

入出力端子の追加

2016 年モデル〜2020 年モデルまでは、USB-C 端子 4 つとイヤホンジャックのみというストロングスタイルでした。しかし USB-C 対応機器はそう多くないので、やたら高額なアダプタを使って補うのが前提のダサさ&不便さが悩みのタネでした。

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2021 年モデルからは、HDMI 端子と SD カード端子が追加されました。

これにより、アダプタを使うことがほとんどなくなりました。出先でプロジェクタにつなげるときも、カメラのデータを取り込むときも、PC に直接差し込めるからです。これ、死ぬほど便利です。パソコン単体で全てが完結する感動を覚えました。

…とはいえ、従来のパソコンはこれが当たり前だったので、退化していたのが元に戻っただけなんですけどね。

スピード

2021 年モデルの CPU は、従来の Intel モデルとの訣別を果たして、M1 Pro チップか M1 Max チップを搭載しています。これが猛烈な性能を誇ることが話題になりました。

性能の高さ、常に実感しています。

一番感じるのは、いろんなものの立ち上がりが超早いことです。

まず、起動速度を比較したところ、2016 年モデルは平均 34 秒かかったところ、2021 年モデルはわずか 17 秒で起動しました(3 回平均。電源ボタン押下後〜ログオン画面表示にかかった時間)。ちょうど 2 倍のスピードです!

さらに、読者に実感してもらうべく、Chrome ブラウザと Illustrator の起動速度を動画で比較しました。右が 2021 年モデル、左が 2016 年モデルです。

↓Chrome の比較

↓Adobe Illustrator の比較

その差は歴然です。

他にも、画像や動画の書き出しやプログラムの実行時に性能を感じることはありますが、やはり立ち上がりや画面遷移の早さに最も感動しました。実際には数秒の差ですが、パソコンを操作する度に発生するものなので、ストレスや時間消費への影響は決して小さくありません。

ついでに、Geekbench で計測した性能指標も掲載しておきます。

私が CPU とメモリを MAX 性能までカスタムしたというのもありますが、数値上でもその差が歴然であることがわかります。

ちなみに、1 時間くらい使っていてもバッテリーが 10%も減らない省エネ性にも感動しました

Touch Bar廃止

2016 年モデル〜2020 年モデルまでは、Touch Bar というタッチモニタが一つの特長でした。上の画像みたいなやつですね。

それが 2021 年モデルから廃止され、ただのファンクションキー(Fn キー)に戻りました。

Touch Bar、正直結構愛好していました。↓ のメリットがあったからです。

  • 画面輝度や音量などをスライドバーで直感的に制御できる。
  • アプリ独自のボタンが痒いところに届いてちょうど良い。

しかし、Touch Bar が無くなってもそれほど困ってません

  • 画面輝度や音量などをスライドバーで直感的に制御できなくなった。
    • ボタン制御でも実は十分だった。
  • アプリ独自のボタンが痒いところに届いたのに…
    • 実はあまり使ってなかった&ショートカットキーなどで補える

しかも、ファンクションキーが実体のあるボタンになったことで、すごく押しやすくて便利です。

つまり、Touch Bar が無くなるのはむしろ良かったです。

ディスプレイ

2021 年モデルは、「Liquid Retina XDR」というディスプレイが導入されており、画面の表現力が飛躍的に上がりました。さらに、最近の iPhone でもみられるよ「ノッチ」という謎の切り込みが画面に入っているのが特長です。

iPhone ではノッチがすごく気になっているので、Macbook Pro でも採用されたと聞いて残念な気持ちになりました。

↓ が、MacBook Pro のノッチ部分です。矢印の左半分がノッチの背後に隠れています。矢印はノッチの裏側を通れるようになっています

実際に使ってみて思いましたが、全然ありです。ノッチの周辺が Mac のヘッダと重なり黒色であること、そして、「Liquid Retina XDR」ディスプレイが黒色をガチで黒く表現しているために、ノッチが綺麗に紛れています。

ノッチの心配は不要でした!

2021年モデルは迷ったら買うべき便利PC

ここ 5 年くらいの MacBook Pro は変にとがっていて、先進性と引き換えに利便性を損ねていたところがありました。Pro ってなんだよって感じでした。

しかし、2021 年モデルは性能の大幅強化、現実的な入出力端子の導入、現実的なキーボード配置と、かなり Pro に寄り添った作りになっています。

2020 年以前のモデルを使っていて買い替えを検討している方は、購入すると間違いなく満足するでしょう

ただし、ウリの 1 つだった「MagSafe 充電」は正直いらないと思いました。USB-C 給電の速度で困らないので新規端子をわざわざ使う必要がないんだよなぁ…

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