20年間麦茶を飲んできた私が普段の飲み物を◯◯に変えた理由
こんにちは、おぐえもん(@oguemon_com)です。
みなさん、学校や仕事で何を飲んでいますか?
私は、小学生のときから何ヶ月か前まで、昼間の飲み物は麦茶一択でした(ただし、リプトンのミルクティーにハマってたイキり大学生時代は除く)。
ところが、長らく続いた伝統は、色々な理由により崩壊しました。
ここ数ヶ月の相棒はこいつです ↓
「アルプスの天然水?ミネラルウォーターを飲んでんのかよ!」って?いえ、これはアルプスの天然水ではありません。じゃあこいつは何なのか。こいつが私のメインドリンクを一変させた理由は何なのか。本日の記事で全てを明かします。
こいつの正体
もうお分かりの方もいるでしょう。水道水です。蛇口をひねって出てくるアレです。流し台の蛇口から出る水をそのまま普段の飲み水に使っています。
多くの人は水道水を常飲することに抵抗があると思います。そこで、私が 20 年近くにわたる麦茶生活を捨てて水道水生活を始めた理由、それが数ヶ月以上も継続している理由を挙げます。
理由1. タダ同然の安さ
みなさんご存知、水道はアホみたいに安いです。水というのは生命維持と文化的な最低限の暮らしに不可欠な非常に尊い価値を持つものなのに、なんでこんなに安いのって感じです。
水道水の単価をご存知でしょうか。
自治体、水道管の口径、月の使用量によって異なるのですが、ホームズの試算によると、東京都区部ならば、口径 20 ミリかつ使用量 8 平方メートル(いずれも一人暮らし家庭の平均的な値)の場合、1236 円がかかるそうです。
8 平方メートルは、8000 リットルです。つまり1 リットルあたり、1236 / 8000 ≒ 0.15 円しか掛からないということです。サムネには「ただの水じゃないです」って書いちゃいましたが、タダみたいなもんです。
500 ミリリットルだけでも 100 円前後もかかるミネラルウォータを買うのがアホらしくなりませんか?
理由2. 水筒が永遠に汚れない
これも結構大きな理由です。麦茶時代は、とにかく容れ物が汚れました。毎日ごしごし擦って洗わないと、ちょっとした隙間に茶渋がつきます。この不満が、水道水(というか水)に変えたことによって解消されました。
同じことが歯に対しても言えます。歯の着色は私の悩みのひとつでした。これが普段の飲み物を水に変えることでいくらか和らぎました。(相変わらずでコーヒーをよく飲むので完全には無くなってません 😅)
理由3. プレーンな成分と味
水にも味があるんだというグルメな方がいらっしゃるようですが、私にとってはほぼ無味です。何も感じません。
しかし、だからこそ自分の気分や体調に関わらず同じものを飲み続けることができます。
また、水は他の飲み物と比べると成分がプレーンです。なので、液体として飲みすぎている場合を除けば、飲み過ぎをあまり気にしなくて良いのも楽です。
理由4. なんだかんだ安全
みなさんは、水道の布設および管理に関する国の法律「水道法」の第三条をご存知でしょうか。
第三条 この法律において「水道」とは、導管及びその他の工作物により、水を人の飲用に適する水として供給する施設の総体をいう。ただし、臨時に施設されたものを除く。(太字筆者)
つまり、水道は「人の飲用に適する水」を提供する施設と定義されていて、ゆえに水道水は飲用可能なのが前提です。
水道水には飲用に耐える品質を担保するための厳密な基準が設けられていて、高い安全性を誇ります。そして、多くの自治体では、水道水に関する詳細な品質報告が行われています。
神奈川県の場合:県営水道の水質(年報) - 神奈川県ホームページ
水道水の水源は、多くの場合は自然の川の水です。ある意味で天然水です。ちなみに、私が住む神奈川県の水道水は、客観的な基準を満たす「おいしい水」だそうです。
そもそも、多くの方は、ご飯を炊くときも、お鍋をつくるときも、粉ミルクを入れるときも水道水を使ってますよね。
ただし、水道水が無色透明でない場合(細かい泡による白色を除く)は、配管やその他部品の劣化によるトラブルが発生してますので、飲んじゃダメです!
この辺りの注意喚起も各自治体の水道局のページに書かれているので要チェックです!
私が数ヶ月試して行き着いた容れ物
私は水道水をミネラルウォータのペットボトルに入れて飲んでいます。
- ポイント1. 簡単に手に入る
- いまどき、ペットボトルなんてどこでも手に入ります。店どころか自販機でも入手できます。
- ポイント2. とても軽量
- 重い水筒って腹が立ちませんか?空の水筒って出先では無価値なのに、重さで持ち主に負担を与え続けるのが…。ペットボトルは空だと超軽いですし、いざとなれば捨てられる点も身軽です。
- ポイント3. ミネラルウォータを飲んでるように見える
- 透明の液体が入った容れ物に、ミネラルウォータのラベルがあれば、それはもうミネラルウォータなんです。それを飲まない限り、違いに気付けない。そうしたドリンクの盲点を突いた特徴です。
と、ここまで筆を進めるなかで、ペットボトルを水筒代わりにすることが非推奨であることが判りました。最初は、「オススメの容れ物!」なんて書いていたのですが、さすがに表現を改めました。
ペットボトルの PET という素材は熱に弱く、熱消毒ができませんので、衛生面や耐久性の問題から再利用はおすすめしておりません。
熱消毒ができず雑菌の繁殖を抑えにくいことが理由みたいです。私は、ペットボトルの雑菌でおなかを壊したことがない(気付いてないだけ?)のですが、この辺を気にする人は大人しく水筒を使ったほうが良いです。
せっかくだから、私もオシャレ水筒買うかー?
水道水のポテンシャルを最大限活用しよう
今回は「水道水は飲める!」という謎のメッセージを込めた記事でした。
私が水道水を飲み始めた当初は、そのまま飲むのはさすがに…と思い、水道水を沸騰させて、それを冷ましたものを飲んでいました。それがいつしか、沸騰して冷ます手間と時間が惜しくなって、蛇口の水をそのまま飲むスタイルになってました。
水道水には塩素含有量の下限が法律で定められています。なので、そのままの水道水はカルキ臭いです(といっても人体への悪影響はないです)。はじめて(というか久々に)水道水をそのまま飲んだときは、そうした匂いから、「小学校の水泳の授業」「小学校のスポーツ少年団の休み時間」など、水道水をガブガブ飲んでいた記憶が鮮やかに蘇りました。
しかし、いつの間にかそうした匂いも気にならなくなりました。慣れってすごいですね。
よほど水にこだわりが芽生えない限り、私の水道生活は続きそうです。