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おぐえもん
大学に通う理系学生です♪Webサイトやチラシ、冊子などのデザインや、システム開発などの経験があります。音楽が好きで、渋谷系サウンドが好物です!
たぶん今すぐ使えるテクニックから、きっと全く使えない豆知識まで。

元号→西暦の変換に悩む人に贈る「元号」の話(その2)

「創業宝暦○○年」とか言われてもどれくらい歴史があるのか分かんねえんだよ!!ってことで、明治から遡って1750年ごろまでの元号について、おおよその年代と当時の出来事について調べました。

おぐえもん

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これで人生が360度変わりました(適当)自分が知って「へ〜」となったものの、結局誰にも話さず終わった豆知識です。よって、これを知ったところで誰かに話す場面は訪れないでしょう。
目次(クリックで該当箇所へ移動)

慶応(けいおう:1865年〜1868年)

明治の1個手前の元号。慶応4年で終わりましたが、明治への改元の際に慶応4年は丸ごと明治元年にされました。当時の天皇は孝明天皇。
坂本龍馬が亡くなったり、夏目漱石が生まれたのは慶応年間です。
また、慶應義塾大学の名前はここからきています。ネーミングセンスが「平成教育委員会」と同じだな。(塾そのものができたのは1858年=安政5年らしいです)
慶應義塾について:[慶應義塾]

元治(げんじ:1864年〜1865年)

甲子(きのえ-ね)の年だから改元。明治以前は天皇の代に関わらず改元がどんどん行われており、改元するタイミングみたいなものも伝統的に決まっていました。当時の天皇は慶応と同じく孝明天皇。2年しか続かなかった悲しい年号です。
京都の小林工務店は元治元年創業です。(創業元治元年 小林工務店

文久(ぶんきゅう:1861年〜1864年)

辛酉(かのと-とり)の年だから改元。元治と似たような理由です。当時の天皇はやっぱり孝明天皇。こちらは4年で終了です。改元する伝統があるから仕方ない。
新渡戸稲造が生まれたり、リンカーンが奴隷解放宣言を布告したりしたのはこの時期。
東京九段下の寿司屋「寿司政」は文久元年創業です。(老舗すしや:九段下”寿司政”1861年(文久元年)創業

万延(まんえん:1860年〜1861年)

翌年に改元することを分かっていながらも改元するなんて、孝明天皇は当時の混乱にさぞかし焦っておられたのでしょう。11ヶ月で終了ですありがとうございました。
アメリカで南北戦争が始まったのはこの時期です。
秋田の稲庭うどん屋、佐藤養助商店は万延元年創業です。(稲庭うどん 佐藤養助商店 Topページ

安政(あんせい:1854年〜1860年)

暦の違いでグレゴリオ暦では1855年スタート。政治も地盤も揺れ動いた時期です。全国では地震が相次ぎ(安政の大地震)、日米修好通商条約や桜田門外の変などが起きた年間です。コレラが流行したのもこの時。孝明天皇お疲れ様です。
印鑑のハン六は安政5年創業です。(ハン六のホームページ 創業安政五年(1858年)の印鑑・印刷専門店

嘉永(かえい:1848年〜1855年)

孝明天皇の即位(1846年)に伴い1848年に改元。計6回も改元した孝明天皇は、江戸時代の中では最も多く改元しています。激動の時代ゆえのことですね。
各地で相次いだ「安政の大地震」の中には嘉永末期に発生したものもあります。黒船来航や日米和親条約の締結はこの時期。
大阪の昆布屋、小倉屋山本は嘉永元年創業です。(【御昆布司】小倉屋山本

弘化(こうか:1844年〜1848年)

仁孝天皇が改元。日本では歴史的なイベントが特に起きなかった年間です。海外では海王星の発見(1846年)がありました。
沖縄最古の蔵元とされる新里酒造は弘化3年の創業です。(泡盛のお取り寄せ沖縄最古の蔵元新里酒造

天保(てんぽう:1830年〜1844年)

暦の違いによりグレゴリオ暦では1831年スタート。天保の飢饉(天保4年)や、それに対する幕府の対応に怒った市民が引き起こした大塩平八郎の乱(天保7年)、有名な天保の改革など、江戸幕府のオワコン感を臭わせるイベントがあった年間です。
埼玉の川越にある鰻屋いちのやは天保3年創業です。(うなぎの老舗「いちのや」

文政(ぶんせい:1818年〜1830年)

仁孝天皇の即位(1817年)に伴い改元。異国船打払令が出されたのはこの年間(文政8年)。伊能忠敬が亡くなり、勝海舟が生まれました。
茨城にある和菓子屋である丸三老舗は文政5年の創業です。(創業文政五年 鹿島菓匠 丸三老舗

文化(ぶんか:1804年〜1818年)

甲子(きのえ-ね)の年だから改元。当時の天皇は光格天皇です。
文化年間と文政年間は、歴史で習う「化政文化」の元ネタで、歌舞伎などの町民文化が最も盛り上がった時期です。
清水建設は文化元年の創業です。(会社沿革/企業情報−清水建設

享和(きょうわ:1801年〜1804年)

辛酉(かのと-とり)の年だから改元。当時の天皇は光格天皇です。歴史の教科書における化政文化のページでよく登場する、十返者一九の『東海道中膝栗毛』はこの年間に登場しました。同じく割とよく出る国学者の本居宣長は、化政時代を迎えることなく、享和元年に亡くなりました。
京都の和菓子屋、亀屋重久は享和2年の創業です。(亀屋重久 京都妙心寺北門前

寛政(かんせい:1789年〜1801年)

当時の天皇はやっぱり光格天皇。改元の数ヶ月後にフランスでは革命が巻き起こります。12年も続いただけあって日本でもイベントいっぱい。寛政の改革はもちろんのこと、浮世絵で有名な東洲斎写楽の登場(活動期間はわずか10ヶ月!)や、伊能忠敬の蝦夷地(北海道)測量は寛政年間の出来事です。
京都の茶屋、福寿園は寛永2年創業です。(創業寛政二年 福寿園

天明(てんめい:1781年〜1789年)

光格天皇の即位に伴い改元。天明2年より生じた天明の大飢饉を嚆矢として、田沼意次の失脚、天明の打ちこわしなどが起きた激動の時代。その上、天明8年には天明の大火が発生し、京都の街は大半が灰になりました。
武田薬品工業は天明元年の創業です。(タケダの歴史

安永(あんえい:1772年〜1781年)

満21歳の若さで崩御された後桃園天皇による唯一の改元。 杉田玄白の『解体新書』の刊行は安永3年、エレキテルでお馴染みの天才、平賀源内の逝去は安永8年のことです。
東京最古の銭湯と言われる江戸川区のあけぼの湯は安永2年の創業です。(あけぼの湯/東京の観光公式サイトGO TOKYO

明和(めいわ:1764年〜1772年)

現在に至るまでで最後の女性天皇である後桜町天皇の即位に伴う改元。その後、後桜町天皇は1770年に後桃園天皇へ皇位を譲ります。
この頃から田沼意次により重商主義的な政策がとられた「田沼時代」が始まります。
また、明和九年には江戸三大大火の一つである「明和の大火」が発生しました。(この時、明和九年→迷惑年と言われたって逸話がありますが本当かな?)
エスエス製薬は明和2年の創業です。(江戸創業期/250余年のあゆみ(歴史)/企業情報【エスエス製薬】

宝暦(ほうれき:1751年〜1764年)

満21歳の若さで崩御された桃園天皇による改元。この時期は比較的元号が安定していますね。
宝暦年間は大きな出来事こそありませんでしたが、この頃から文化的な発展が見られました。例えば、化政文化において栄華を極めた浮世絵はこの頃から発展を始めます。
東京凮月堂は宝暦3年の創業です。(東京風月堂 風月堂の歴史

ひとまず

当初の目標は江戸初期(1600年代初頭)だったのですが、予想以上の分量に負けて、ひとまずここで筆を下ろします。けど多分これから面白くなるところなんですよね〜!大丸や三越をはじめとする呉服屋なんかがまだ登場していませんし!!

次回!になるかは分かりませんが、気が向けば1600年代初頭までの残り20個くらいについても書きたいと思います。その時は宜しくお願いします。(書いた暁にはこの記事に追記でリンクを貼ります)